ブラゼル 来日5年目で初のサヨナラ打!虎勝率5割復帰

[ 2012年6月1日 06:00 ]

<神・ロ>9回、サヨナラの中前適時打を放ちガッツポーズのブラゼル

交流戦 阪神2-1ロッテ

(5月31日 甲子園)
 ナインからの手荒い祝福に、阪神のブラゼルが満面の笑みを見せた。9回1死二、三塁で右前打。西武時代も含め、来日5年目で初のサヨナラ打だ。

 「最高の気分。一塁が空いているから、きっちり打てる球がなかなか来なかった。ああいう形になって良かった」と、興奮気味にまくしたてた。

 3打席目までは無安打2三振で、9回の場面では一塁が空いていながら勝負された。外角の130キロのフォークに食らいつく執念の一打。チームは今季3度目のサヨナラ勝ちで、勝率を再び5割に戻した。「苦しい戦いだったけど、なんとか粘ってこういう形で決められた。きのうきょうと紙一重だった。これで勢いに乗っていける」と和田監督。前日は最大6点差を追いついて引き分けた。熱戦続きの甲子園。最高の形で5月を締めくくった。

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2012年6月1日のニュース