イチロー 自画自賛「あれが一番、大きいプレー」

[ 2012年3月29日 06:00 ]

<アスレチックス・マリナーズ>延長11回の熱戦を制した瞬間、ファンの祝福に応えながらナインの元へ走るマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ3―1アスレチックス

(3月28日 東京D)
 【マリナーズ・イチローに聞く】

 ――試合に入る気持ちの高ぶりは?

 「時間の使い方が、そもそも難しかった。普段とは違う不規則な流れ。組み立て方が難しかった」

 ――(走者が走った)延長11回の3球目は、走者が視界に入っていた?

 「もちろん。3ストライク目ではないということ。ムネ(川崎)とも試合中に話していた。ああいうプレーができるかで、得点能力が大きく変わる。あれが一番、大きいプレー。あれで(僕が)できなかったら、ムネがげんなりするでしょ。ムネの顔が(脳裏を)よぎりました」

 ――あそこで見逃す勇気は?

 「走者が先に進むんだから、考え方としてそれが優先」

 ――3番としての打点も大きかった。

 「それよりも3球目の方が大きい。ヒットも大きいが、ヒットを生んだのは3球目ですから」

続きを表示

2012年3月29日のニュース