細川 故郷にささげる適時二塁打「泣きそうになる」

[ 2012年3月12日 06:00 ]

<ソ・ロ>2回2死一塁、右中間に適時二塁打を放つソフトバンク・細川

オープン戦 ソフトバンク3-2ロッテ

(3月11日 ヤフーD)
 日本代表として10日の復興支援試合に出場したソフトバンクの細川が、2回に右中間へ適時二塁打を放った。

 青森県出身。東日本大震災で被災した故郷への思いは募る。「無力さを感じた一年だった。少しでも手助けができたら」と神妙に話し、試合後は「早く復興してほしい。これ以上話したら泣きそうになる」と足早にロッカールームに消えた。東北の多くの知人からの連絡が励みになっているという。「野球人としてプレーを見せていくしかない。結果だけでも(故郷に)届けば違うと思う」と誓いを新たにした。

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2012年3月12日のニュース