内野が本職の阪神・大和　中堅争いでリード

＜神・巨＞４回１死二塁、ブラゼルの左前打で生還し、金本（右）とタッチをかわす大和（左端は和田監督、同２人目は片岡打撃コーチ）

オープン戦 阪神２－２巨人

（3月11日 甲子園）
　阪神の大和が中堅手争いで大きくリードした。初回に右前、４回には中前と堅実な打撃で２安打。さらに５回に初球にバント安打を試みた（結果は犠打）。

　９回には進塁打で２番打者の適性もアピールし「打撃も調子がいいので継続していきたい」と充実感に浸った。内野が本職の７年目。新人の伊藤隼や俊介、故障で出遅れている柴田らに比べて結果を残しており、和田監督も「キャンプからの成長を試合で見せてくれている。決まりではないが、中堅でいけるかな」と評した。