ダル支援継続を約束“第二の故郷”に新たな案検討中

[ 2012年3月12日 06:00 ]

マイク・マダックス投手コーチ(後方右)らが見つめる前で、打者相手に投球するレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュは、今後も継続支援を強調した。仙台市は東北高に在籍した3年間を過ごした第二の故郷。思い入れも強いだけに、昨季の震災発生後すぐに、被災地への義援金として日本赤十字社を通じて5000万円を寄付した。

 今後も何かしらの形で支援したい気持ちは強く、現在新たな案を検討中。「宮城県、東北に凄く感謝しているので、何とか(恩を)返していければいい。僕たちは僕たちでできることを頑張っていきたい」と神妙な面持ちで話した。

 とはいえ、被災者への一番励みになるのが、ダルビッシュの雄姿。本人も「応援してもらえるような活躍ができたらと思います」と十分に自覚している。この日はフリー打撃に登板し、新たなツーシームの握りを教わるなどしながら43球。13日(日本時間14日)インディアンス戦に向けて、直球を磨くことを第一テーマに投げ込んだ。

 ▼レンジャーズ・建山 自分ができることと言ったら、プレーで勇気づけることしかできない。12日(日本時間13日)に登板する予定になっているので、いつもと違う思いで投げたいと思う。

 ▼レンジャーズ・上原 一日も早い復興を祈っています。 

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2012年3月12日のニュース