侍ジャパン 「復興試合」台湾戦に向け最終調整

[ 2012年3月9日 19:22 ]

台湾代表戦に向け練習に臨む(手前から)先発予定の田中(楽天)、1人おいて斎藤(日本ハム)、沢村(巨人)=

 プロ野球の日本代表「侍ジャパン」が9日、東日本大震災の復興支援試合として10日に行われる台湾代表戦に向け、試合会場の東京ドームで練習し、先発する田中(楽天)や斎藤(日本ハム)らが2時間ほどリラックスした様子で最終調整した。

 「侍ジャパン」はことしから常設化が決まり、台湾戦はその初陣となる。指揮を執る秋山監督(ソフトバンク)は3番に内川(ソフトバンク)、4番に中村(西武)が座る先発オーダーを明かし「最強の布陣だと思う。攻撃的な野球をしたい」と言葉に力を込めた。

 大会には最大1万2千人の被災者を招待し、収益金の中から義援金が被災地に送られる。試合に先立って社会人選抜―大学選抜も行われる。

 ▼日本代表・秋山幸二監督の話 全力でプレーすることで被災者の方に勇気、感動を与えることができればいい。震災後、台湾からも支援してもらった。そのお礼も兼ねて全力で戦いたい。

 ▼台湾代表・羅国璋監督の話 台湾野球界の打撃面でトップクラスの選手が集まったチーム。攻撃面を重視している。日本も最高の選手がそろっている。全力で戦いたい。

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