川崎 持ち味見せた2盗塁「勇気を持ってスタート切るだけ」

[ 2012年3月9日 08:56 ]

カブス戦の7回、三盗し、この試合二つ目の盗塁を決めるマリナーズ・川崎

オープン戦 マリナーズ10―3カブス

(3月8日 アリゾナ州メサ)
 マリナーズの川崎はカブス戦に「9番・遊撃」で出場し、3打数1安打1打点だった。内容は捕ゴロ、左前打(打点1)、三ゴロ失で7回守備から交代した。チームは10―3で勝った。

 川崎が持ち味を見せて2盗塁。3回の二盗は、バント失敗で走者が封殺され、自分が一塁走者となって仕掛けた。7回の三盗は、6回に守備で失策を犯した後だった。「ミスの後に感情的にならない。ミスを取り戻そうという気持ちは誰にだってあるが(そこで)自分のプレーをしないと」。どちらもしつこいけん制をかいくぐって成功した。

 米国ではほとんどが初対戦で相手の癖も分からない。それでも川崎は「スタートを切らないことには僕の持ち味が出ないし、練習していることを試合で出さないといけない。勇気を持ってスタートを切るだけ」と言い切った。(共同)

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