杉内をメッタ打ち…ペーニャ来日1号!ソフトバンク快勝

[ 2012年3月9日 20:58 ]

3回までに7失点とソフトバンク打線に打ち込まれ、ベンチで悔しそうな表情を見せる巨人の杉内。左は捕手の阿部

 プロ野球のオープン戦、ソフトバンク―巨人は9日、ヤフードームで行われ、ソフトバンクが7―1で快勝した。ソフトバンクは先発の摂津が3回を1安打無失点と好投。一方の巨人は杉内が5回を投げて2本塁打を含む8安打2四球で7失点と散々の内容だった。

 初回、摂津は2番の松本に遊撃内野安打を許したものの、後続を抑え、無失点に切り抜けた。FAで巨人に移籍した杉内は地元の福岡で古巣と初対戦。初回は2死から多村に四球を与えたが、カブレラを遊ゴロに仕留め、無失点に抑えた。

 2回、摂津は3者凡退。その裏、杉内は先頭の小久保に左越え二塁打を浴び、さらに三盗を許すと、続くペーニャに四球。松田に左翼線二塁打を浴びて1点を失うと、三ゴロ失で1点、なおも無死一、三塁から高谷に右越え三塁打、続く長谷川にも右越え2ランを許し、一挙6点を失った。

 杉内は3回も1死からペーニャに左中間へ来日1号ソロを浴びて計7失点。一方、杉内、和田が抜けたソフトバンクの新エースとして期待される摂津は3回を1安打無失点と上々の内容だった。

 ソフトバンクは4回から3年目の左腕・川原が登板。3四球と制球に苦しみ、味方の失策もあって1点を失ったが、2回を無安打に抑えた。

 巨人は打線もわずか2安打と振るわなかった。

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