真弓監督が辞任会見「監督の力なかった」

[ 2011年10月26日 06:00 ]

真弓監督は退任会見を終え花束を手に笑顔を見せる

 阪神・真弓明信監督(58)が25日、大阪市内の阪神電鉄本社で辞任会見を行った。

 契約を1年残してユニホームを脱ぐ形となった真弓監督は「監督の力がなかったのが一番」と敗因を挙げ、ファンに向けては「最後まで熱い応援で勇気をもらえたし、幸せに思った」と感謝した。今季は優勝候補にも挙げられながら、CS進出を逃して4位でシーズンを終了。その責任を取っての辞任に、「なかなか期待に応えられず、非常に悔しい思いをしているし、おわびを申し上げたい」と、時折声を震わせながら話した。

 ▼阪神・坂井信也オーナー チームづくりの過渡期で、育てながら勝つという難しい命題のもと指揮を執ってもらった。私をはじめフロントの力も足りず、監督に申し訳なく思っている。

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2011年10月26日のニュース