歴代監督参列 ノムさんは欠席 阪神 久万元オーナーにお別れ

[ 2011年10月19日 13:34 ]

阪神の元オーナー久万俊二郎氏の「お別れの会」で、遺影に手を合わせる真弓明信監督

 9月9日に老衰のため90歳で死去したプロ野球阪神の元オーナーで、元阪神電気鉄道会長の久万俊二郎氏の「お別れの会」が19日、大阪市内のホテルで行われた。

 阪神の真弓明信監督、選手らはユニホーム姿で献花し、吉田義男氏や星野仙一氏(楽天監督)、岡田彰布氏(オリックス監督)ら阪神の歴代監督も参列した。星野氏は「いい思いをさせてもらった。いろいろ激論したが、聞く耳を持って、前に進んでくれたオーナーだった」と話し、故人をしのんだ。会は午後2時に終了。参列予定だった野村克也氏は欠席した。

 久万氏は高知県出身。1984年にプロ野球阪神のオーナーに就任し、翌85年にチームは日本一。退任する2004年まで球団経営に手腕を発揮し、外部から野村氏、星野氏と大物監督の招聘に成功した。歯に衣着せぬ発言で注目を集め、名物オーナーとしても知られた。

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2011年10月19日のニュース