借金15から立て直し評価…渡辺監督の続投決定!

[ 2011年10月19日 06:00 ]

<西・日>試合後のセレモニーでファンにあいさつを終え帽子を振る渡辺監督(中)

 西武は18日のレギュラーシーズン最終戦後に渡辺監督の来季続投を発表した。契約は1年で、来季は5シーズン目となる。今季は2年契約の最終年だった。

 居郷肇球団社長(55)は続投理由について「ライオンズの顔としてふさわしい監督。若手も育ってきたし、最下位にいても選手の気持ちを切らさなかったのは一番大きい。現況の戦力でチームを立て直してくれた」と説明した。

 今季は前半戦に9連敗を喫し一時は最下位に沈みながらも、9月に2分けを挟み10連勝。若手を積極的に起用してチームを立て直し最大15あった借金を完済した手腕を評価した。

 球団側は今月に入り続投要請したが、渡辺監督は態度を保留。この日の試合前に「もう1年頑張らせてください」と返答し、続投が決まった。

 また球団のフロント人事に関して、前田康介球団本部長(66)が今季限りで退任し、後任には鈴木葉留彦編成部長(60)が就任することも発表された。

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2011年10月19日のニュース