館山 意地の完封勝利も…10年ぶり悲願ならず

[ 2011年10月19日 06:00 ]

<神・ヤ>阪神を4安打完封した館山

セ・リーグ ヤクルト4-0阪神

(10月18日 甲子園)
 ヤクルトは人事を尽くして天命を待ったが、01年以来、10年ぶりの悲願はかなわなかった。

 優勝の可能性は残り3試合を全勝し、中日が残り3試合を全敗という厳しい条件下で、右腕エース館山が阪神相手に今季初の無四球完封勝利。これで2位以上が確定し、小川監督は「決めなきゃいけない部分だったのでホッとしていますが…」と大阪市内の宿舎に戻ったが、到着後に中日の優勝が決まった。

 中日に逆転で優勝をさらわれたが、光明はある。29日からのCSファーストSは初の本拠地開催が決定。打線は2試合連続2桁安打と復調し、バレンティンは9月15日広島戦(マツダ)以来の猛打賞をマークした。チームリーダー宮本は「中日とファイナルでやりたい」と雪辱を誓った。

 ▼ヤクルト・相川(3打数1安打2打点)最低限の打撃はできた。中犠飛は浅かったが、宮本さんがよく走ってくれた。

 ▼ヤクルト・バレンティン(約1カ月ぶりの猛打賞)初めてナイター用のサングラスを着けたおかげで球がよく見えた。

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2011年10月19日のニュース