本拠地でファンにV2報告…落合監督「長い間お世話になりました」

[ 2011年10月19日 21:50 ]

ホーム最終戦を終え、ペナントを掲げ場内を一周する中日ナイン

 セ・リーグで2年連続9度目の優勝を果たした中日が19日、ナゴヤドームに凱旋、レギュラーシーズン本拠地最終戦のヤクルトとのナイター終了後、ファンに連覇を報告した。

 優勝を決めた18日の横浜戦から一夜明け、東京から移動して臨んだ試合。4―1で快勝すると、スタンドから一斉に紙テープが投げ込まれた。試合後に選手、スタッフがグラウンドに整列、加藤良三コミッショナー(70)からペナントと優勝トロフィーが贈呈された。

 球団史上初のリーグ2連覇に導き、今季限りで退任する落合博満監督(57)が「長い間お世話になりました。これからも選手を温かい目で見守ってください。全国のドラゴンズファンの皆さま、ありがとうございました」とあいさつ。観客の“落合コール”に両手を振って応えた。ペナントを掲げてグラウンドを1周した選手にも、ファンの大歓声が送られた。

 午後4時の開門前に球場に駆けつけたという、中日ファンの名古屋市の女性会社員(27)は「昨夜はうれしくて眠れなかった。まだ当日券があるというので早退して来た。落合監督にお礼が言いたい」と興奮気味に話した。

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