CS進出へ岡田監督ニンマリ 4位楽天に4ゲーム差

[ 2011年9月19日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス7―6ロッテ

(9月18日 QVCマリン)
 オリックスのフィガロがチームの危機を救った。「5点も取られると思わんかった」。岡田監督の想像を超える大量失点だった。3点リードの初回に先発のマクレーンが5失点でひっくり返され降板。3回から中継ぎ登板したフィガロの力投が味方打線に奮起を促した。

 「試合状況を見ながら心の準備をしていた。中継ぎの難しさはあるけど、投げろと言われたところで自分の投球をするだけなんでね。最後まで投げる気持ちだった」

 中3日での登板ながら7回まで2安打無失点。圧巻の快投に味方打線も7回に3点を奪い逆転した。5回1/33安打1失点7奪三振で8月7日のロッテ戦(QVCマリン)以来となる7勝目を挙げた。

 「こういう試合で勝ちを拾うのと、落とすとではえらい違いや」

 3時間41分にも及んだ死闘を制し指揮官も目を細めた。助っ人右腕に加えて3連投の平野、4連投の岸田の奮闘でチームは4連勝。貯金も7月8日以来の2。4位の楽天とは4ゲーム差に広げた。CS進出へ向けて3位死守を狙う岡田オリックスが下位チームを突き放しにかかってきた。

 ▼オリックス・T―岡田(初回2死二塁で7試合31打席ぶりとなる先制適時打)とりあえず1本が出て良かった。

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2011年9月19日のニュース