投打かみ合わず…広島借金９　２失点の横山降格

＜広・神＞８回無死満塁、石井の左飛で三塁走者・栗原がホームを突くも憤死。捕手は藤井彰

セ・リーグ 広島３―６阪神

（9月18日 マツダ）
　広島は投打の歯車がかみ合わず、借金は再び９に膨らんだ。

　先発・バリントンが金本に２本のアーチを浴び、６回途中４失点で降板。１点差に迫った直後の７回には救援の横山が２失点し、勝利は遠のいた。「投打のバランスが悪かった。特にヨコのところが痛かった」と野村監督。３月に腰の手術を受け、１４日に昇格したばかりの右腕。１５日のヤクルト戦でも３失点しており、試合後に２軍落ちが決まった。横山は「戦力になるどころか、足を引っ張ってしまった。イチからやり直し」と硬い表情で話した。