今季両リーグ最長4時間33分…宮本、決着打!

[ 2011年9月9日 06:00 ]

<横・ヤ>ヒーローインタビューに答える宮本。時計は10時30分を過ぎていた

セ・リーグ ヤクルト7-3横浜 

(9月8日 横浜)
 両リーグ通じて今季最長の4時間33分の戦いを制したのも、「気合と根性」だったのかもしれない。飯原の2点適時打で同点に追いついた直後の5回2死一、三塁。ヤクルトの宮本が内角低め直球を捉えた。鋭い打球が三塁ベースを直撃。内野安打となる間に1点を勝ち越し、これが決勝打となった。

 「内めの直球がくればと待っていた。抜けたと思ったらポンとはね返ってきたけど、点は入ると思った」。チームを支える01年の日本一の歓喜を知る男、宮本の言葉だ。2位に最大8ゲーム差を5差まで詰められた8月、疲労が見えた若手先発陣に「この時期になったら気合と根性」と説き続けた。増渕、由規が徐々に復調し、チームは9月に入って6勝1敗と持ち直した。

 ▼ヤクルト・村中(6回3失点で今季4勝目)増渕、赤川がいいピッチングをしたので、自分もという思いが強かった。

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2011年9月9日のニュース