イチロー４タコ…１試合平均１・９５本ペース必要

＜エンゼルス・マリナーズ＞８回、ハンターの大飛球をジャンピングキャッチした後、転倒するイチロー

ア・リーグ マリナーズ１―３エンゼルス　

（9月7日 アナハイム）
　マリナーズ・イチローは４打数無安打に終わり、１１年連続の２００安打達成がより厳しくなった。

　試合もロビンソンのソロだけのわずか１安打。イチローは４打数無安打で９回は抑えのウォルデンの内角にワンバウンドしたスライダーに空振り三振。バットに当たったとアピールしたが受け入れられず、むっとした表情でベンチへ引き揚げた。

　１１年連続２００安打へは残り２０試合で３９本。１試合平均１・９５本ペースが必要で、今季ここまでのペースを考えればかなり苦しい数字となる。８回２死三塁の守備では、大飛球に体をフェンスに激突させながら好捕も、その流れを自らの打席につなげることができない。エリク・ウェッジ監督も「相手投手が良すぎた。特に左打者は変化球を追い掛けてしまった」と肩を落とした。