被災地にスポーツに恩返し 稲葉が球宴賞金300万円寄付

[ 2011年9月9日 16:56 ]

宮城県の三浦秀一副知事(右)にオールスター第3戦MVPの賞金300万円の目録を手渡す日本ハムの稲葉篤紀外野手

 日本ハムの稲葉篤紀外野手が9日、宮城県庁を訪れ、仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で7月24日に行われたオールスター第3戦で獲得した最優秀選手賞(MVP)の賞金300万円を宮城県スポーツ少年団へ寄付した。

 東日本大震災の復興支援策の一環として開催された同試合で稲葉は本塁打を含む3安打3打点の活躍。試合直後に賞金を被災地のために使う意向を明らかにしていた。稲葉は「開催地であった宮城県、そして私をここまで育ててくれたスポーツというものに少しでも恩返しになれば幸いです」とコメントした。

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2011年9月9日のニュース