日本ハム 今秋ドラ1位候補に高校59発スラッガー

[ 2011年5月20日 06:00 ]

日本ハムが今秋のドラフト1位候補にリストアップした東海大甲府・高橋周平内野手

日本ハムが今秋のドラフト1位候補に、高校通算59本塁打を誇る東海大甲府・高橋周平内野手(17)をリストアップした。

 高橋は18日に終了した高校野球春季関東大会(千葉)に出場し、打率・625をマーク。スタンドから熱視線を送った山田正雄GMは「1位候補に間違いなく入ってくる。高校生ではトップクラス」とうなった。

 遊撃手は不動のレギュラー金子誠が今年36歳を迎える。控えの飯山も31歳。後釜に期待した09年ドラフト3位・加藤政は伸び悩んでいる。大学No・1左腕、藤岡貴裕(東洋大)の評価も高いが、最大5球団の指名が予想されるため、外した時のリスクは高い。将来の二遊間を担える高橋に一本化した方が得策とみるチーム関係者もいる。

 高校通算87発の中田が今季ブレークするなど高卒ルーキーの育成には定評がある。次回のスカウト会議は6月6日。常勝チームづくりへ、高橋を徹底マークしていく。

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2011年5月20日のニュース