木佐貫 今季初勝利にホッ「きょうが最後と思って投げた」

[ 2011年5月20日 22:20 ]

広島に勝利しファンの声援に応えるオリックス先発・木佐貫(左)と逆転打のT―岡田

交流戦 オリックス3-2広島

(5月20日 京セラD)
 オリックスの開幕投手、木佐貫が6安打を浴びながらも7回1失点にまとめ、6度目の先発登板でようやく今季初白星をつかんだ。「きょうが最後と思って投げた。一球一球を丁寧に投げた」と安堵感をにじませた。低めを突く投球を心掛け、許した得点は犠飛による1点だけ。無失策の味方の堅守にも助けられた。

 初めて開幕投手を務めた今季、ここまで開幕投手の中で一人だけ白星がなかった。不調で出場選手登録を外され、敗戦処理に回ったこともあった。

 最下位のチームは31試合目で今季初の2連勝。木佐貫は「一つ勝ったので続けていきたい。どんどん勝っていきたい」と意気込んだ。

 ▽T―岡田(七回に逆転の3点二塁打)「初球から積極的にいこうと思って打席に入った。いいところで打てたと思う」

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2011年5月20日のニュース