“予告先発”マー君 由規との対決に向け静かに闘志

[ 2011年5月20日 06:00 ]

20日のヤクルト戦先発に向け最終調整する田中

 楽天・田中は由規との対決を過剰に意識せず、自らの投球に集中する。

 昨年は対戦前日に「相手は仙台出身なので応援もたくさん来ると思う。でも、故郷に錦は飾らせませんよ」と対抗意識をむき出しにした。しかし、今年は「(由規には)去年負けているので頑張ります。相手打線は気にしません。ビデオも見ないかもしれません」。チームが5月に入って3勝10敗1分けで5位に低迷しているとあって、多くを語ることはなかった。

 星野監督も田中に大きな期待を寄せている。交流戦は予告先発の必要はないが「あすは田中。よほどのアクシデントがない限り、飛ばすことも隠すこともない」とキッパリ。チームは開幕投手を務めた岩隈が、右肩痛で戦線離脱。悪い流れを変えるため、頼りになるのは田中しかいない。

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2011年5月20日のニュース