巨人公認応援団 チケット不正転売で自主解散

[ 2010年12月28日 06:00 ]

 30年以上にわたって首都圏で巨人の応援活動を行ってきた関東唯一の球団公認私設応援団「東京読売巨人軍応援団」が不祥事により自主解散していたことが27日、明らかになった。

 球団によると、10月に団員の男性が数試合を対象に個人的に入手した観戦チケットを不正転売したことが発覚。組織的な不正は認められなかったが、球団が定める試合観戦契約約款などに違反したため、応援団が責任を取る形で12月上旬に解散した。約20人の団員は1年間の応援自粛も決めた。

 応援団が消滅する緊急事態に球団は新応援団員を募集することを発表(詳細は球団公式HP)。球団広報は「唯一の応援団が解散したので来季の応援に支障が出る。それならば球団が側面から支援する必要がある」と説明した。新応援団名は「読売ジャイアンツ応援団」となる予定。球団幹部が面接し、来年2月初旬の発足を目標にする。

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2010年12月28日のニュース