松中は球界最大2億円ダウン…それでも2億円で更改

[ 2010年12月28日 18:40 ]

 ソフトバンクの松中信彦外野手(37)が28日、福岡市のヤフードーム内で代理人同席で7年契約の6年目となる来季の契約更改交渉に臨み、野球協約で定められた減額制限(1億円を超えている場合は40%)を上回る50%減の年俸2億円プラス出来高払いでサインした。2億円減は同一球団の契約更改では2006年オフの古田敦也兼任監督(当時ヤクルト)の1億8千万円減を上回り、球界最大の減俸となった。

 昨オフの右ひざ手術で出遅れた今季は出場79試合で打率2割3分5厘、11本塁打、35打点と不振だった。「プロは成績がすべて。1年間チームに迷惑をかけたことは謝った」と淡々と話した。
 国内フリーエージェント(FA)宣言した内川聖一内野手が加入し、前オリックスのアレックス・カブレラ内野手の入団も濃厚と競争はより厳しくなる。「今までは開幕に合わせてきたが(来季は)キャンプ、オープン戦でアピールしないと」と悲壮な決意を語った。
(金額は推定)

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2010年12月28日のニュース