斎藤 ブルワーズと合意、決め手は「熱意と誠意」

[ 2010年12月28日 08:25 ]

 米大リーグのブレーブスを退団し、フリーエージェント(FA)となっていた斎藤隆投手(40)が27日、ブルワーズとの1年契約に合意した。斎藤は所属事務所を通じて「熱意と誠意を持って話をしてくれた」と入団を決めた理由を説明。年明けにも正式発表される。

 FOXスポーツ(電子版)によると、年俸は出来高払いを含め、今季の320万ドル(約2億7千万円)に近いという。

 斎藤は大リーグ5年目の今季、56試合で2勝3敗1セーブ、防御率2・83の成績で、チームのプレーオフ進出に貢献した。ブルワーズでは、抑え投手につなぐ役割が期待されている。斎藤は「自分のスタイルである『全球入魂』を貫き、一試合一試合、一球一球、魂を込めて投げたい」とコメントした。

 ブルワーズは今季、77勝85敗でナ・リーグ中地区3位。今オフはロイヤルズから昨年のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたザック・グリンキー投手を獲得するなど投手陣を強化している。

 ▼斎藤隆投手の話 複数球団からオファーをいただいていた。ブルワーズを選んだのは、その中でも非常に熱心にアプローチしてくれたから。自分を必要としてくれるチームにお世話になりたいという気持ちが強かった。(共同)

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2010年12月28日のニュース