日本は岩瀬、小笠原が最高　イチローは５年総額１１０億円

　▽松井は１年契約

　米大リーグの日本選手は、松井秀喜がアスレチックスと年俸４２５万ドル（約３億５７００万円）で１年契約を結んだ。ドジャースの黒田博樹は総額１２００万ドル（約１０億円）の１年契約で残留。マリナーズのイチローは５年総額９千万ドル（約１０９億８千万円）の契約４年目を迎える。ロッテからポスティングシステム（入札制度）でツインズと契約した西岡剛は、年俸総額９００万ドル（約７億５６００万円）の３年契約で合意した。（金額は推定、契約時のレートで計算）
　▽金本は陥落
　プロ野球では４年連続で現役の日本選手最高年俸だった金本知憲（阪神）が１億円減でトップから陥落した。５年連続で現役投手最高年俸が濃厚な岩瀬仁紀（中日）と、２年契約を結んだ巨人の小笠原道大が４億３千万円で最高額となった。３年契約でサインした中日の和田一浩のほか阿部慎之助（巨人）と藤川球児（阪神）、まだ契約を更改していない阪神の城島健司が年俸４億円で続く。（金額は推定）
　▽横山典がトップ
　中央競馬は横山典弘が１２０勝で初の年間最多勝に輝き、進上金（獲得賞金の５％）でも約１億１６５３万円でトップ。進上金２位は蛯名正義、３位は内田博幸だった。ボートレースは２３日の賞金王決定戦を制した中島孝平が約１億９３２１万円で１位。競輪は３０日のＫＥＩＲＩＮグランプリで賞金王が決まる。