“チリガミ王子”七条　ハンカチにメラメラ

記念撮影を行う（前列左から）１位・山田、小川監督、２位・七條（後列２列目左から）５位・久古、３位・西田、４位・又野、６位・川崎（後列３列目左から）育成２位・上野、育成１位・北野、育成３位・佐藤貴、つば九郎

　ヤクルトは東京都東新橋のヤクルトホールで入団発表を行い、ドラフト２位の七条が斎藤にライバル心を燃やした。

　日本ハム・斎藤と同じ名前の読み「ゆうき」から、友人からチリガミ王子と命名された。最速１４８キロ右腕は「負けたくない。自分の方が年齢も上だし」とチリガミ魂を込めた。
　この日は強力援軍も駆けつけた。所属チームの親会社・伯和グループの縁でボクシング元世界王者の竹原慎二、畑山隆則両氏が来場。竹原氏は「浮かれてるんじゃなくて一生懸命やれよ」と鋭い眼光で激励した。来年２月には千春夫人（２６）が出産予定。「高津さんのようにプレーも凄いし、面白くて人から愛されるような選手になりたい」と襟を正した。

　≪貴規、同じユニに夢心地≫由規の弟で育成枠の貴規（仙台育英）が夢心地で入団発表に臨んだ。「兄と同じユニホームを着られるとは思っていなかったので感動しました」と笑顔。走攻守のバランスが整った外野手として青木を目標に掲げた。また、ドラフト１位・山田（履正社）は司会者に特技を聞かれ、逆立ちを披露。花道を逆立ちのまま往復して拍手喝采を浴びていた。