長野が母校訪問…故郷に広めるジャイアンツ愛

[ 2010年12月10日 06:00 ]

母校・基山小の後輩から花束を贈られ笑顔の巨人・長野

 巨人・長野が9日、母校の佐賀県三養基郡・基山小を卒業以来13年ぶりに訪れ、新人王受賞を報告。623人の生徒から歓迎と祝福を受けた。

 長野にとって基山小は野球人生の原点だ。1年のとき「基山バッファローズ」で野球を始め、6年ではショートで主将。5年生の文集「15年後(2021年)のぼく」には「ジャイアンツにドラフト1位で指名されすぐに1軍の試合に出ます」と夢をしたためた。目標の巨人入りを果たしセ・リーグ新人王にも選ばれた長野は「夢を実現するにはこんなふうになりたいと思うことが大事。夢は願えばかないます」と後輩に熱く語った。
 長野が育った基山町はソフトバンクのお膝元だが「野球を始めたころテレビ中継は巨人ばかり。ホークス中継は(福岡移転直後で)ほとんどなかった」。その上で「坂本赤十字シートを見習って、そういうこともやりたい」と社会福祉活動を通じて母校とふるさとにジャイアンツ愛の輪を広げる計画も明かした。「みんなにパワーをもらった。来年は今年以上の成績を残したい」。最後は後輩の前で2年目の飛躍を誓った。

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2010年12月10日のニュース