小川監督 初の大役で斎藤引けず真っ青

[ 2010年10月29日 06:00 ]

外れ外れ1位で履正社・山田を引き当てガッツポーズのヤクルト・小川監督(右)

 【ヤクルトドラフト1位】初の大役で3度もクジを引くはめになった。ヤクルト・小川監督は早大・斎藤の交渉権獲得を引き当てるゲン担ぎに、斎藤のトレードマークだった青いハンカチをはじめ青いネクタイ、パンツを身に着けて出席。4球団のうち1番目に引いたクジは白紙。「何年も選手を追いかけてきたスカウト、球団に申し訳ない」と真っ青になった。

 外れ1位指名の八戸大・塩見も楽天と競合。確率は2分の1だったが、星野監督に先に当たりクジを引かれた。3度目の正直。競合したオリックス・岡田監督は中大時代、大学日本代表で中軸を組んだ仲。よもやの3度目のクジでようやく履正社・山田の交渉権を獲得し、思わず右手を突き上げると「(山田は)非常に能力が高い選手と聞いている。将来的にヤクルトの看板選手になってほしい」と気を取り直していた。

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2010年10月29日のニュース