4年後に会いましょう プロを選択しなかった逸材の進路

[ 2010年10月29日 07:07 ]

高校ドラフト指名人数ランキング

 【2010ドラフト】37人の高校生がドラフト会議で指名され、プロへの道を歩み始めた一方、大学、社会人に進む道を選んだ逸材もいる。

 今夏の全国高校野球選手権大会でセンバツとの春夏連覇を達成した興南(沖縄)のエース左腕・島袋洋奨投手もその1人だ。低めへの制球と変化球の精度抜群で、プロ志望届を出していれば上位で消えること間違いなしだったが、東都大学リーグの中大へ進学することを決めた。興南からは立大へ進学する我如古盛次内野手を始めとして、主力選手は皆大学や社会人へ進むことが決まっている。

 今春のセンバツでチームを4強に導いた有原航投手もスケールの大きな投球で「大学生を含めてもアタマ(ドラフト1位)でいけるくらい」(広島・苑田スカウト部長)と高く評価されていたものの、早大への進学を希望。4年間でさらなる成長を目指す。

続きを表示

2010年10月29日のニュース