松井 エンゼルスからの契約オファーは望み薄

[ 2010年8月31日 06:00 ]

<エンゼルス・オリオールズ>八回裏二死走者なし、代打で見逃し三振のエンゼルス・松井

 エンゼルスが松井に再契約オファーを出す可能性は、現時点では低い。外野陣は右翼ハンター、左翼アブレイユ、控えのリベラの3人が来季も契約を残しており、中堅には新人ボアジャスが起用する方針。さらに今オフにFAとなる外野手最大の目玉、走攻守3拍子そろったクロフォード(レイズ)の獲得に動いており、獲得に成功した場合はアブレイユがDHに回る可能性が高いからだ。

 今オフのFA市場では、外野手ではクロフォードのほか強打のワース(フィリーズ)が注目株。DHではオルティス(レッドソックス)、トーミ(ツインズ)、ペーニャ(レイズ)、ダン(ナショナルズ)ら長距離砲がそろっており、松井のライバルは多い。

 ≪8試合ぶりの先発落ち≫松井は、29日のオリオールズ戦は休養目的で8試合ぶりの先発落ち。1点を追う8回2死走者なしの場面で代打起用され、先発ガスリーの前に見逃し三振に倒れた。チームも0―1で敗れ、東地区最下位のオ軍に今季6戦全敗で全対戦を終了。「(三振は)手が出ませんでしたね。今はずっと出てますから。そろそろ休みかなという感じもしていた」と渋い表情。30日(日本時間31日)のマリナーズ戦からはスタメン復帰する見込みだ。

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2010年8月31日のニュース