三菱重工横浜 タイブレークでサヨナラ勝ち

[ 2010年8月31日 18:13 ]

 都市対抗野球大会第5日は31日、東京ドームで1回戦を行い、三菱重工横浜(横浜市)が2回戦に進んだ。三菱重工横浜は今大会初となったタイブレーク方式の延長戦で11回に失策で決勝点を挙げ、王子製紙(春日井市)に3―2でサヨナラ勝ちした。

 三菱重工横浜が勝ちを拾った。1死満塁から始まるタイブレークの延長11回。2死後、1番坂上は三遊間にゴロを放った。さばいた遊撃手は三塁へ送球したが、三塁手が落球して決着。50メートル5秒9と俊足の坂上は「一塁に投げても内野安打だと思った」と笑顔だった。
 11回表の守りは遊直併殺で切り抜けていた。二塁手の坂上は「タイブレークは守備側が一つのミスも許されない極限のプレー。うちが内野の精神力で少し上回ったんじゃないか」と勝因を分析していた。

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2010年8月31日のニュース