秋山監督 就任初の5連敗

[ 2010年6月22日 22:18 ]

 【ソフトバンク0-7日本ハム】本来は七回の攻撃前に発射される景気付けの黄色いジェット風船が、日本ハムの攻撃中にむなしく舞った。ソフトバンクは投手陣が計13四死球を与え、打線は三塁も踏めず零敗。就任2年目で初の5連敗を喫した秋山監督は「きょうは何もないよ」とため息をついた。

 8四死球の小椋を筆頭にフルカウントにして苦しくなる形ばかり。チームの与四球は240でリーグワースト。四球から崩れるのは5連敗に共通した光景だ。攻撃も相手を上回る7安打しながら生かせない。「点は取れないし、7本打ってもつながらない。四球が多すぎる。それだけ」。秋山監督のぼやきが続いた。
 前カードの西武戦で正捕手の山崎が左ひざを故障して離脱した。故障者が続く中で、骨折が癒えて緊急昇格させた松田も3打数無安打でカンフル剤にはならなかった。連日のように「切り替えていきましょう」と話す秋山監督の言葉が、ただむなしく響いた。

続きを表示

2010年6月22日のニュース