川上 最短KO…次回登板がラストチャンス

[ 2010年6月22日 06:00 ]

<ブレーブス・ロイヤルズ>3回、コックス監督(左)に肩をたたかれて降板するブレーブス・川上

 【ブレーブス8―5ロイヤルズ】ブレーブス・川上が崖っ縁に立たされた。ロイヤルズ戦に先発も、メジャー自己最短の2回0/3で6安打5失点KO。今季14度目の先発でも白星は手にできなかった。

 初回に4点の援護をもらったが、2回に自らの失策から1死一、三塁のピンチを招き2失点。3回には先頭打者から3連打を浴びて降板した。「投げ急ぎ。投げていても力が入っていないな、と感じた」。チームは逆転勝ち。沸き返るクラブハウスで、川上だけが沈んだ表情だった。
 昨年14勝のジャージェンズが、今月下旬にも故障者リスト(DL)から復帰予定。コックス監督は「まだ何も決めていない。川上はもう1度先発する」としたが、ここまで0勝9敗と結果が出ていないだけに、26日(日本時間27日)のタイガース戦が先発ラストチャンスとなる可能性が高い。

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2010年6月22日のニュース