西村健 序盤に6失点…課題の左打者に打たれる

[ 2010年5月23日 22:30 ]

 【巨人3-7オリックス】巨人の西村健は序盤に打ち込まれた。二回までに6点を失い、「一、二回で試合を崩してしまい、情けない」とうなだれた。

 課題とされる左打者との対戦で苦しんだ。一回は左の後藤、T―岡田の連打で先制され、エドガーの失策などもあって計3失点。二回も左の坂口の安打からピンチを招き、T―岡田に3ランを浴びた。「変化球をうまく使えるようにならないと」と香田投手コーチ。緩い球が思うように決まらず、速球を痛打された。

 守備の乱れに足を引っ張られたのは不運だったが、傷口を最小限にとどめるのも投手の役割。原監督は「ゆくゆくは、あの程度のミスはカバーできるようになってほしい。今はまだ、(ミスを)はね返せるものは持っていない」と、今後の成長に期待した。

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2010年5月23日のニュース