打撃不振打破へ ヤクルト“大明神”招へい

[ 2010年5月23日 08:17 ]

 ヤクルトは23日、バッティング指導で定評のある元打撃コーチの伊勢孝夫氏(65)の招へいを発表する。ヤクルトには15年ぶりの復帰となり、12球団最低のチーム打率2割3分5厘と不振にあえぐ打撃部門のテコ入れ策としてインストラクター的な役割を期待している。

 伊勢氏は現役時代、代打の切り札的存在で力を発揮し“伊勢大明神”の異名をとり、引退後は巨人や韓国でもコーチとして活躍した。

 ◆伊勢 孝夫(いせ・たかお)1944年(昭19)12月18日、兵庫県生まれの65歳。三田学園から63年に近鉄に入団。ヤクルトに移籍後、80年に現役を引退した。引退後はヤクルト、広島で打撃コーチを歴任。96年からは近鉄でヘッドコーチを務め、01年のリーグ優勝に貢献した。その後、巨人や韓国・SKワイバーンズでコーチを務めた後、今季は野球解説者として活動していた。

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2010年5月23日のニュース