前日サヨナラでチーム好転 “イチロー節”炸裂

[ 2010年5月23日 06:00 ]

パドレス戦の2回、3ランを放ったスウィーニー(左)を迎えるマリナーズのイチロー

 【マリナーズ15―8パドレス】マリナーズのイチローが、昨季・402をマークした得意の交流戦でチームを大勝に導く適時打を放った。1点差とした2回無死満塁から5試合連続安打となる右前への同点適時打。後続も安打を重ね、この回一挙7得点で逆転し、最終的には今季最多の15得点を挙げた。

 試合後、イチローは2本塁打を含む4安打6打点と爆発した4番・スウィーニーを称賛した。前日にサヨナラ打を放ったグリフィーに続き、ベテランの活躍でチームの雰囲気が好転したといい「川の流れでいけば、そりゃ清くなったわね。プラスアルファはあるんじゃない」と独特の言い回し。スウィーニーも「きのうの勝利で僕らは一丸となってクラブハウスには新鮮な空気が入ってきた」と最下位脱出に意欲をのぞかせた。

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2010年5月23日のニュース