仁志が「9番・二塁」で米国デビュー

[ 2010年4月24日 06:00 ]

米独立リーグのアトランティック・リーグ、ロングアイランドとの開幕戦で、1回にゴロをさばくランカスターの仁志

 前横浜で米独立リーグ、アトランティック・リーグの「ランカスター・バーンストーマーズ」所属の仁志敏久内野手(38)が22日、ロングアイランドとの開幕戦に「9番・二塁」で出場。米国デビューを果たした。

 背番号は横浜時代と同じ7。結果は4打数無安打で、9回は三振に倒れて最後の打者となり「いいところがなかったので悔しい。打ちたかったな、1本くらいは」。同リーグは元大リーガーも多く、相手先発もメジャー通算91勝のポンソン。仁志も「いい投手がそろっている。日本に連れて行ったらいい選手もたくさんいる」と話した。
 渡米したのは今月10日。実戦からも遠ざかっていたため、本場の野球に慣れていくのはこれから。「それなりの結果を出さないと(米国に来た)意味も薄れる」という仁志は「やるからには勝ちたいし、異国でチャンピオンをつかみたい」。今後はバスでの長距離移動などの苦労も待つが「視野を広げる意味でも毎日が勉強になる」と笑顔で話した。

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2010年4月24日のニュース