171選手がFA申請、数球団赤字で交渉長期化も

[ 2009年11月21日 06:00 ]

 大リーグは19日でFA申請期間が終わり、171選手が申請を行った。日本選手は松井のほか、大家(インディアンス)も申請した。

 今オフの目玉は投手ではラッキー(エンゼルス)、野手ではホリデー(カージナルス)、ベイ(レッドソックス)で、争奪戦が予想される。
 FA選手の他球団との交渉が解禁されたが、セリグ・コミッショナーはこの日、オーナー会議後に、不況の影響で今年は数球団が赤字になると語った。最終的な球団収支は確定していないとした上で「懸念は全く薄らいでいない。経済的にもっとも難しい時期にいる」などと述べた。各球団ともに緊縮財政が迫られる中、選手の契約にも影響を与えるのは必至。エンゼルスのモレノ・オーナーも「大きな契約を勝ち取る選手もいるが、去年のようにいい選手なのに最後まで残ってしまう選手もたくさんいるだろう」と長期化を予想した。

続きを表示

2009年11月21日のニュース