約束ですから…背番号「55」で中学校の壁塗り

[ 2009年11月21日 11:34 ]

 ヤンキースがフィリーズを破った今年の米大リーグ、ワールドシリーズ。本拠地の両市長が勝敗に地域奉仕活動をかけていたが、敗れたフィリーズの本拠地フィラデルフィアのナッター市長が20日、ニューヨーク市ブロンクス区の中学校の壁塗りを手伝った。ニューヨーク各紙が伝えた。

 「勝ったチームのユニホームを着る」という約束通り、ナッター市長は最優秀選手(MVP)を獲得した松井秀喜外野手の背番号「55」の付いたユニホームで作業。ニューヨークのブルームバーグ市長に「(ヤンキースの)ピンストライプが似合うと思っていた」と冷やかされると「来年取り返すまで、優勝トロフィーをしっかり保管しておいてほしい」とやり返していた。(共同)

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2009年11月21日のニュース