田口獲りへ岡田監督が直接出馬「オレが会う」

[ 2009年11月21日 06:00 ]

 オリックス・岡田彰布監督が、カブスを自由契約になった田口の獲得に向け、直接出馬する意向を明かした。

 秋季キャンプ打ち上げとなった20日、「こっち(日本)でやるなら即、獲りにいくよ。日にちが合うなら、オレが会う」とあらためて古巣復帰を熱望した。田口とは旧知の間柄で、現役時代の94、95年に2年間、オリックスでともにプレー。現在、西宮市内の自宅も近所同士と親交は深い。「オリックスOBとして指導者の候補みたいやないか。いずれは、そういう道をたどらないといけない」と将来の監督候補としても期待を寄せているだけに、自ら口説き落とす考えだ。
 田口は日本に滞在中だが、今月30日にいったん渡米。本人はメジャー復帰を最優先としており、米国のFA市場の動きが遅いことを考えると、長期戦は必至だが、球団は本人の意志を尊重する構え。田口が再び帰国する12月中にも会食の機会を設ける予定で、村山本部長は「都合が合えば、監督と自分、そして田口君の3人で食事ができるかもしれない」と見通しを語った。その席で岡田監督が40歳のベテランに熱い思いを伝える。

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2009年11月21日のニュース