ロッキーズ５連勝　地区Ｖに現実味

　【ロッキーズ４―３ドジャース】ロッキーズはエースのヒメネスが６回を２安打１失点、主砲のトゥロウィッキーが７回に３２号２点本塁打を放つなど中心選手が活躍し、ドジャースの追い上げを振り切って５連勝。残り２試合で首位ドジャースに１ゲーム差とし、ナ・リーグ西地区の逆転優勝がにわかに現実味を帯びてきた。

　トレーシー監督は「もっと加点する機会があった」と言いながらも「得点の機会を生かし、いい守備をし、投手がいい働きをした」と満足げ。「今季のドジャースとの対戦成績は（試合前の時点で）３勝１２敗だが、完敗したのは最初の２カ月だけ。われわれが目指しているのは西地区の優勝。ドジャースを倒す自信はある」と力を込めた。
　トゥロウィッキーは、「今の勢いは（ワールドシリーズに勝ち進んだ）２年前と似ているが、それは残りの２試合でドジャースを打ち負かしてから」と意気込む。ロッキーズが２連勝で逆転するのか、５連敗と足踏みしているドジャースが一つ勝って２年連続の地区制覇となるのか。最後まで目が離せない。（共同）