月間MVP 巨人&西武がダブル受賞

[ 2009年10月3日 06:00 ]

9月の月間MVP賞を受賞した巨人の阿部慎之助(左)と内海哲也は笑顔でガッツポーズする

 セ、パ両リーグは2日、9月の月間最優秀選手(月間MVP)賞を発表し、セは巨人の阿部慎之助捕手(30)と内海哲也投手(27)、パは西武の帆足和幸投手(30)とG・G・佐藤外野手(31)が選ばれた。ダブル受賞は巨人、西武ともに02年以来となった。

 ≪阿部「優勝が決まった月に獲れて光栄」≫巨人・阿部が04年4月以来2度目の受賞を喜んだ。9月は5試合連続を含む12本塁打を放つなど、チームのリーグ3連覇に貢献。「優勝が決まった月に獲れて光栄に思っています。サポートしてくれた人に感謝したい」と語った。今後の戦いについては「気持ちを切らさず、大きな2つの山(CS、日本シリーズ)を乗り越えられるように調整したい」と決意を新たにしていた。

 ▼巨人・内海(初受賞)うれしいですね。前半戦は活躍できなくて悔しい思いをした。9月は何としても月間MVPを獲るという気持ちだった。野手の方が助けてくれました。

 ≪G・G・佐藤“絶好調男”だ≫昨年5月以来、2度目の受賞となったG・G・佐藤は「クライマックスシリーズ(CS)に出たい気持ちで戦ってきた。いい形で集中できたと思う」と振り返った。9月は打率4割、9本塁打と大活躍。「CSに行くには絶好調男のような存在が必要だと思っていた」と残り試合でも、わずかに可能性の残るCS出場へチームを引っ張る覚悟を示した。

 ▼西武・帆足(初受賞)9月はリズムよく投げることができた。前半戦はつらかったけど、ここに来て波に乗ることができた。

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2009年10月3日のニュース