巨人“阿部2世”九州国際大付・河野獲り

[ 2009年10月2日 06:00 ]

 リーグ3連覇を遂げた巨人が29日のドラフトで、高校生捕手No・1の九州国際大付・河野元貴(かわの・げんき)捕手(18)をリストアップしていることが1日、分かった。今夏甲子園にも出場した河野は遠投120メートルの強肩。さらに二塁送球のベストタイムは1・78秒とすでにプロ級の速さを誇る。3回戦敗退した甲子園では計12打数3安打だったが、直前の福岡大会では準決勝、決勝で2試合連続場外アーチを記録するなど打撃センスも高く、大会後の日本代表にも選出されて米国遠征を経験した。

 巨人の今ドラフトの補強ポイントは昨年1人も指名しなかった捕手だ。現在、正捕手は30歳の阿部で、2番手として控える鶴岡も32歳。捕手登録6人のうち加藤、実松が28歳で星が27歳、伊集院が21歳。将来のチーム事情を見据えた場合、阿部の後継者を育成していくことが大きな課題となってくる。阿部と同じ右投げ左打ちで広角に打ち分ける打撃スタイルの河野について球団関係者は「センスがあり捕手としての関心度は高い」と評価。“ポスト阿部”として将来性に期待を寄せている。
 チームはここ数年、独自の育成システムが機能して投手では山口、越智、野手では坂本、松本が台頭して戦力も底上げされている。今ドラフトの目玉は花巻東の菊池だが、巨人はホンダ・長野を1位指名する方向。その他の指名選手は昨年同様、育成に重点を置く方針で河野もその1人として指名を目指す。

 ◆河野 元貴(かわの・げんき)1991年(平3)6月14日、福岡生まれの18歳。小1から城野クラブで野球を始め捕手。城南中3年時に行橋シニアで全国大会に出場した。九州国際大付1年秋からベンチ入りし、2年春から正捕手。今夏甲子園は3回戦敗退。家族は母、兄、祖母。1メートル78、75キロ。右投げ左打ち。

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