スンヨプ 代打の切り札に…最終戦でCS試験

[ 2009年10月2日 06:00 ]

 巨人・李スンヨプが、7日から1軍に合流する。今季は77試合で打率・229と本来の実力を発揮できていない。8月1日の阪神戦(甲子園)を最後に2軍調整を強いられたが、CSでの戦力として見極めることになる。

 ジャイアンツ球場で調整した李スンヨプは、3日のファーム日本選手権(富山)に向け「頑張るだけです。いつもそれだけです」と決意を語った。リーグ3連覇を決めたチームは左の代打が手薄な状況。一塁は亀井を固定しているだけに、終盤の勝負どころでの起用となりそうだ。きん差の展開が予想される短期決戦で主砲の復調となれば、他球団にとって脅威となる。

 ≪ゴンザレスを最多勝計画≫最多勝のタイトルを狙うゴンザレスを、チームが全面支援する。現在14勝でリーグトップのヤクルト・館山、中日・吉見に1勝差。あす3日の広島戦(東京ドーム)で白星を挙げれば、今季最終戦となる10日の同戦(マツダ)に先発する見込みだ。尾花投手総合コーチは「優先順位は一番でしょう」と後押しを約束。右腕は「まずは次のことを考える」と意気込んだ。

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2009年10月2日のニュース