長崎日大3発も…金城監督「わたしのミス」

[ 2009年8月12日 19:34 ]

 【長崎日大5-8花巻東】3本塁打で試合を優位に進めた長崎日大。しかしエース大瀬良と2番手の寺尾が、花巻東の粘りの攻撃に耐えられなかった。

 沖縄尚学(沖縄)で選抜大会優勝の実績もある金城監督は「わたしの選手起用と調整のミス。大瀬良は9回を投げ切る体調をつくれていなかった。もっと走り込みをさせておけば…」と責任を背負い込んだ。

 守備も相手の巧妙なバントに揺さぶられた。「菊池雄を攻略しても、うちらしい本来の守り勝つ野球ができなかったということ」と、悔しさをのみ込むように話した。

 それでも長崎日大は3本塁打を含む9安打を放った。大会注目の左腕、花巻東の菊池雄を追い詰めたが、敗れた。二回に左翼スタンドへ先制の一打を放った山田は「相手が菊池で連打はない。長打で勢いをつけようと思った」と狙い通りの一発を振り返った。
 六回には本多晃がリードを広げる2ラン。さらに八回にも小柳が勝ち越しのソロ本塁打を左翼へ。小柳は「ビデオで見て打てると思った。そのまま逃げ切れたらよかったけれど…」と残念がった。

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2009年8月12日のニュース