また左肩痛…抹消ウィリアムス退団の危機

[ 2009年7月27日 06:00 ]

 阪神のジェフ・ウィリアムス投手(37)が退団危機に立たされた。26日、6月下旬の戦列離脱時と同じ左肩痛を再発させて出場選手登録を外れた。今月16日の1軍復帰からわずか2試合に登板しただけでの再離脱だけに事は重大だ。開幕から不安定だった左腕は6月29日に「左肩関節炎で1週間の投球制限」と診断されて、出場選手登録を抹消された。16日に1軍復帰したが、4四死球の乱調で2/3回で降板。そして20日のヤクルト戦で左肩痛を再発させた。

 昨オフ2年契約を結んだウィリアムスだが、37歳の高齢と200万ドル(約1億8300万円)の高額年俸もあって、2年目の契約更新は球団側に選択権がある。故障を伝え聞いた沼沢球団本部長は「また肩か…。来季のことはこれからだが、まずは投げられる状態にしてほしい」。今季残り期間で復調を証明しなければ、契約打ち切りの可能性も出てくる。
 後半戦巻き返しへ、ウィリアムスの離脱は大きな痛手。真弓監督は「長くかかるかどうかは分からない。肩のことだから、とにかくじっくり治してほしい」と話して表情を曇らせていた。

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2009年7月27日のニュース