作新学院31年ぶり感動の夏!

[ 2009年7月27日 06:00 ]

 【栃木決勝・作新学院5―0宇都宮工】62年に春夏連覇の名門・作新学院が、78年以来31年ぶりの夏切符をつかんだ。小針監督は「守りを固めて、主軸が打ってリズムがつかめた」と安どの表情を浮かべた。前日の準決勝から連投のエース小嶋が、5安打無四球で2試合連続完封。「調子は万全じゃなかったけど、チェンジアップでタイミングをずらせた」と笑顔を見せた。小嶋はチーム事情で昨秋、一度は二塁手に転向。11月に小針監督に直訴し、再び投手に戻った。幼いときから巨人ファンで、OBの江川卓氏の現役時代の映像を見てあこがれたといい「別次元の人だけど偉大なOBを目標に練習してきた」と胸を張った。次に狙うは、江川氏を擁して1回戦を突破した73年以来の夏1勝だ。

 ▼江川卓氏(73年春夏甲子園出場)久しぶりの甲子園出場、おめでとう。(決勝戦は)テレビを見ていたんですが、まとまったいいチーム。エースは技巧派でコントロールがいい。甲子園でも思い切りプレーして、いい思い出をつくってください。

 ◆作新学院(栃木)1885年創立の私立校。八木沢荘六氏はOB。

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2009年7月27日のニュース