独立L長崎が「たる募金」支援訴え

[ 2009年7月24日 20:50 ]

 野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグで経営難に苦しむ長崎が24日、愛媛戦が予定されていた長崎市の長崎県営野球場で、かつてプロ野球広島の資金難を救った「たる募金」でファンに支援を訴えた。

 長冨浩志監督が現役時代に広島で活躍した縁で酒だるを借り受け、この日から試合会場での募金呼び掛けをスタート。長冨監督は「県民球団として長く存続させるため、募金を通じて県民一人一人にオーナーになってもらいたい」と語った。

 たるは試合前に球場入り口に設置され、試合は降雨ノーゲームとなったが、親子連れや地元ファンらが募金する姿が見られた。23日に佐世保市内から始まった「たる募金」は8月末まで実施され、長崎県内の各所にたるが設置される予定。

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2009年7月24日のニュース