右肩に打球受けたダル 第2戦欠場して検査へ

[ 2009年7月24日 20:49 ]

1回、ラミレスの打球を受け、ベンチで肩を押さえる全パ先発のダルビッシュ。右はサブロー

 【オールスター】年に1度の宴に、なぜかアクシデントが付きまとう。全パの先発、日本ハムのダルビッシュが一回、ラミレス(巨人)の打球を右肩に受け、周囲をひやりとさせた。

 本拠地の札幌ドームで、地元ファンに晴れ姿を見せるはずが一転した。当初は2回を投げる予定が、1回だけで降板。「球が走って調子も良かった。本来ならもう1イニング投げるつもりだったので、こういう形で降板するのは残念」。わずか14球、不完全燃焼で3度目の球宴は終了した。
 昨年は投球中に鼻血が出るなど、シーズン中でもめったにない事態に見舞われる。打球を受けたこの日は「二回も行けます」と主張。だが、次第に痛みが増したため、首脳陣が半ば強制的に降板させた。
 「今まで腰や足に打球を受けたことはあるけど、今回は肩なので」とダルビッシュ。内出血がひどく、25日の球宴第2戦は欠場し、札幌市内の病院で精密検査を受けることになった。梨田監督は今後の先発ローテーションについて「検査の結果次第だよ」。28日から始まる後半戦への影響が心配される。

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2009年7月24日のニュース