バーリー、完全試合は「高くつきそうだ」

[ 2009年7月24日 16:32 ]

レイズ戦で完全試合を達成し、喜ぶホワイトソックスのバーリー

Wソックス左腕バーリーが完全試合達成

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ワイズ、好守で大記録アシスト

 23日に米大リーグで完全試合を達成したホワイトソックスの左腕マーク・バーリーは、屈強な各打者を洗練した技術で手玉に取り、野球の妙味を存分に感じさせた。
 AP通信によると、2007年4月の無安打無得点試合に続く偉業に「あの時は時計をみんなにプレゼントして高くついたんだけど(完全試合の)今回はもっと高くつきそうだよ」と笑った。
 速球の平均球速は140キロにも満たない。それでも同じ腕の振りからチェンジアップやカーブを内外角に投げ分け、小気味良いテンポで打者に考える余裕を与えない。試合時間は2時間3分。打ち気にはやるレイズ打線を自らの術中にはめた。
 2000年にメジャーデビューし、01年から今季まで9年連続の2けた勝利を挙げている。まだ30歳。投球術はさらに円熟味を増す可能性もあり、現在の133勝(90敗)からどれだけ上積みするのかも興味深い。
 「ノーヒットノーランも、完全試合も、(ことし6月に打った)本塁打も、どれも想像すらできなかった」。妻と生後4カ月の娘ブルックリンちゃんを抱き寄せて歓喜に浸った。(共同)

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2009年7月24日のニュース